「研究医」とはどんな仕事?

患者と接しながら診察や治療を行い、そして直接患者やその家族に感謝をされる医師の仕事。
とてもやりがいはありますが、これは医師として働く人全ての姿ではありません。
もちろんその姿が割合的には最も多いのですが、「研究医」の存在を忘れることはできないでしょう。

患者と接する臨床医と比較されることがありますが、両者は仕事内容も平均年収もだいぶ異なってきます。
医師転職先としては決してメジャーではないものの、臨床医から転職して大成功を収めた例もありますから、自らの性格等に合っていると感じれば、転職先として考えてもいいのかもしれません。

研究医の主な仕事内容は、ひたすら研究に没頭すること、これのみ。
細かいところで言えば論文を書いたり、逆に読み込んだりなどもしなければなりませんが、それも含めて研究室においてひたすら研究を行う、これがこの職種の仕事となります。

何を研究するのかは、もちろんそれぞれの大学病院や研究室によって異なってきます。
しかし、それが後に世の中の役に立つかもしれないという点については共通しており、これにどれだけの価値を見出せるかどうかで、研究医への道を選ぶかどうかが決まってくるでしょう。

ただ、研究を続けても必ず成果が出るとは限りません。
むしろ成果が出せないまま退任していく医師も少なくなく、もしそうなれば全く評価されないままキャリアを終えることとなります。

一方で、上で少し触れたように、臨床医としての能力がなく研究医へと転職したのちに素晴らしい発見をしノーベル賞を獲得した例もあります。

「研究医」として働く

研究費が削られても、全く評価を受けることができなくても、黙々と自らの研究を続けられる精神的強さがなければ、この仕事は務まりません。
何十年単位で行われる研究に携わるわけですから、それに医師としてのキャリアを捧げられるかどうかを自問自答しながら転職先として選んでいくべきでしょう。

画像出典元:https://serenclinic.jp/cancerlecture/vaccine08/

「研究医」の収入について

平均年収や待遇などに関しては、臨床医に及ばなことも知っておくべき。
もちろん結果を残せば爆発的に収入が増えることも考えられなくはないものの、そうした医師はほんの一握りである現実を見ると、収入のために転職するのはリスクがあまりにも高いと言わざるを得ません。

医師の中でも少し特殊な研究医という仕事。
仕事内容は地味で感謝もされにくく、そして平均年収も低め。

それでも医師転職先として選択肢に入っているとすれば、相当の覚悟を持っている証拠でしょう。
また、現状を知り選択肢から外すのも仕方のないこと。
あとは現実的に可能かどうか、これを考えながら具体的検討に入っていく必要があります。