「訪問診療」で働く医師の仕事って?

近年非常に注目を浴びてきている訪問診療。
以前とは異なり、医療サービスを病院ではなく自宅や老人ホームなどで受ける高齢者が増えてきました。
医療サービスは医師にしかできないものですから、自宅や老人ホームへ医師が出向き、患者にマッチした医療サービスを提供していく、これは今後さらに発展しニーズも高まっていくでしょう。

その患者にマッチした医療サービスを提供することはもちろん、それを計画・提案しながらベストな関わり方を探っていくのも、訪問診療の仕事内容の1つです。
往診とは異なり、診療に関し計画的にこれを行なっていく点が特徴的であるこの形態。
経験とコミュニケーション能力、そして看護師等との連携能力も医師には求められることになります。

健康チェックはもちろん、薬が必要であればその処方、予防接種や点滴など、そうしたことを看護師や介護士と連携しながら行なっていくため、その指導にあたるのも医師の役割であり重要な仕事内容となります。

患者の中には精神的に不安定な方もいますから、そうした人たちにどのように接し、ケアしていくのかも考えながら診療計画を立てていかなければいけません。

「訪問診療」を行う医師として働く

計画的に医療サービスを提供するということは、一定期間その患者と寄り添うことになります。
自宅等へ伺うという形も相まって、より患者との距離感も近くなるでしょう。
この点にやりがいを感じる医師は非常に多いようです。
ここに魅力を感じるのであれば、転職する価値は大いに出てくるでしょう。

外来患者、あるいは入院患者を相手にするのとはまた違った感覚で仕事ができますが、それがしっくりとくるかどうかは医師それぞれです。
医師転職専門エージェントのコンサルタントなどに相談しながら、その価値を見出した上で転職することをおすすめします。

「訪問診療」を行う医師の収入について

訪問診療を行う医師の平均年収ですが、働き方や働き先によってだいぶ異なってきます。
これを専門としている病院やクリニックもありますし、外来なども診ながら患者の自宅などを訪問し診療を行うところもあります。

ただ、この仕事に携わる医師の平均年収は1,000万円台の後半、1,500万円から1,800万円あたりとなり、働き先によっては2,000万円を超える施設もないわけではありません。
総じて、比較的良い待遇が受けられるのではないでしょうか。

やりがいもあり待遇的にも恵まれているとなれば、医師転職先としてまず挙がってきてもおかしくはない訪問診療という働き方。
病院内でずっと働くという形から脱したい医師にも有意義な選択となるのかもしれません。